子供を鉄棒好きにする方法
鉄棒が恐い子の共通点
長年、幼稚園の体操教室を担当していると
たまに極端に鉄棒を恐がる子がいる
そのような子は、抱き上げて肩車したり逆さまにすることも恐がっていたな
そのような子達の家庭環境を考えると
(直接話を聞いたのではないから、ここからは自分の憶測)
「父親と子供の接する時間が短い」
という共通点が出てくる
ある子は父親が海外赴任中でほとんど会えない
ある子は父母共に働いていてほとんどシッターさんが面倒を見ている
そこに鉄棒や、そもそも逆さまになることや不安定さへの恐怖心を持ってしまう秘密があると考えている
自分の子が2才ぐらいの頃
肩車するのが好きだった
子供も肩車されるのは好きだったが、自分が自分の子を肩車するのが好きだった(笑)
例えば雨の休日
ショッピングモールに出掛けて
最初の頃はベビーカーも持って行っていたが
ベビーカーに座らせておくのが嫌で
歩かせるかダッコかおんぶか肩車
歩かせるのは他のメリットがあったが
特に肩車はなんか幸せな父子の象徴みたいなイメージもあったし
肩車しながらわざとバランスを崩すと子供はキャッキャキャッキャと喜んでいた
「落とさないでよ!?」とよくママに言われていたっけ
他にもダッコしててもパパは手を離し、子供が頑張ってしがみついてるんだけど、そのうち力尽きてズルズル落ちていくのをギリギリでキャッチ!みたいなのを楽しんだり
ベビーカーはそのうち持っていかなくなったな
下の子なんかベビーカーに乗ってる姿思い出せないくらい乗せてないな(笑)
家では両手を持ってグルグルまわしたり、積み上げた布団の上に放り投げたり
まぁ、何て言うかかなり子供を雑に扱う遊びをしていた(良い意味で)
そんな遊びのなかで、逆さまになる感覚や不安定さに対する体の使い方なんかを覚えたりするんじゃないだろうか?
子供を大事に高級ベビーカーに座らせていても運動神経は向上しないってこと
幼児期にそんな遊びをしていれば、回転することや不安定さを楽しめる子になっている
そうなれば鉄棒なんか放っておいても好きになる
上手な子がやっているのを見て、やってみたいと真似をして、勝手に出来るようになったりもする
お薦め!おさるまわり!
親子で向かい合い両手をつなぐ
子供は手を繋いだまま足で親の足を登っていき
お腹辺りを蹴ってクルンと逆上がり方向に回転する
信頼関係のある大人と手を繋いでいるという安心感で子供はほとんど恐怖心なく回れる
また、慣れてくると蹴るのを3回から2回、2回から1回と減らせていけて、最終的には一度も大人を蹴らずにクルンと回れるようになる
これもうほとんど逆上がり!
逆さ感覚を養うと共に、自分の体をどう使えばクルンと回るのかを遊びのなかで理解していける、この遊びは本当にお薦め!!
鉄棒を好きにさせる方法の初期段階としては
4才頃までに親子遊びのなかで
いかにたくさん逆さまになったり不安定な姿勢にさせて遊ぶか!
これにつきると思うんだよな
じゃあこういう遊びが足りなかった子はどうしたらいいか?
それはまた別記事で
〔追記〕
下の写真は自分と長男なんだけど、後で調べたらこの写真の時、長男0才10ヵ月だった(笑)
物心つく前から肩車してりゃ恐がらないな、そりゃ